私自身脱ステする前までよくお酒を飲んでいたのですが、今ではほとんど飲まないようにしています。お酒がアトピーを悪化させる可能性が高いからです。
とはいえ、本当にみんながみんなお酒で悪化するわけではないし、付き合いで飲まなきゃいけないこともあると思う。
そこで今回はお酒との付き合い方について書こうと思います。
目次
お酒はアトピーを高確率で悪化させる
お酒好きな人には残念なお知らせかもしれないけど、お酒は高確率でアトピーを悪化させます。特に重症の人は絶対にお酒を飲まない方がいい。
とはいえ、悪化する理由の説明もなしにお酒禁止!!と言われても納得いかないと思う。そこでお酒でアトピーが悪化する理由についても説明します。
アルコールや酵母菌に対してアレルギーを起こしている
アルコールアレルギーは分かりやすい。パッチテストなんかで確かめたことあるひともいるんじゃないでしょうか?アルコールアレルギーは自宅でも簡単に調べることができます。
こんな感じに赤くなっていればアルコールにアレルギーがあるので避けるべき。
http://pixls.jp/I0000156より引用
酵母菌に対してのアレルギーだけど、これもバカにできない。お酒を作るときは酵母菌で発酵するから、醸造酒には基本的に酵母菌が含まれているんだけど、アトピーの人はこの酵母菌に対してもアレルギーを起こしていることがあります。
私自身ビール酵母にアレルギーを起こしていることが血液検査で分かりびっくりしました。
特にカンジダにアレルギーを起こしている人は、お酒の酵母菌にアレルギーを起こしていることが多いようです。
これを調べるには血液検査を受けるしかないです。皮膚科かアレルギー科に行って、調べてもらってください。
血流が良くなり痒みが増す
お酒を飲むと血流が良くなることが知られています。血流が良くなること自体は良いことなんだけど、アトピーの場合炎症が強まって痒みが増します。
ついでに酔ってるから掻くことへの抵抗が減ってしまい、いつも以上に身体を掻きこわしてしまうのです。
お酒を飲んだ次の日朝起きたら傷だらけなんてこと経験したことあるのではないでしょうか?
肝臓に負担を与える
アルコールてのは体内である種の毒になります。それを解毒するために肝臓はフル稼働するってわけです。
アトピーの人はただでさえ肝臓が疲れているので、そこにお酒の解毒まで加わることで、肝臓がダウンしてしまうのです。
肝臓がダウンすると体内の解毒がうまくいかずに全身に毒素が巡ってアトピーが悪化するというわけです。
お酒を飲んでアトピーが改善することもある
ここまで散々お酒のことをこき下ろしてきたけど、お酒でアトピーが改善することもあります。それはお酒を飲むことでストレスがうまく発散されることがあるからです。ストレスのアトピーへの影響もバカにできないのです。
まあ個人的にはお酒でストレスを解消するくらいなら運動してストレス解消した方がいいと思うのですが、お酒が大好きでストレス解消法としてお酒が有効だって人もいるのも事実です。
またお酒を飲むことでアトピーが良くなることのもうひとつの理由は血流が良くなることで肌質があがるからです。とはいえ、血流が良くなって痒くなって掻いてしまっては元も子もないないです。
このお酒を飲んで痒くなるかどうかの見極めはとても難しい。だから基本的にお酒は避けた方がいい。アトピーが軽傷の場合のみ、少量ずつ試してみるのもありだと思います。
ちなみに私の場合アトピーが軽快した現在はお酒を一杯二杯飲んだくらいでは痒みが出るということはないです。(それでも普段ほとんど飲まないようにしてるけどね)
お酒の断り方
このようにお酒を飲むと高確率で悪化するから基本的には避けた方がいい。特に中等症以上なら絶対避けてください。
お酒の断り方としてはまずはなるべく飲み会に行かないことです。でも社会人なら付き合いで行かなきゃ行けない時もあるでしょう。
その時は、「医者に止められてる!」と一言言いましょう。
一昔前ならお酒を飲まなくてはならない雰囲気だったり、アルハラなどもあったのでしょうが、このご時世アルコールを強くすすめること自体がタブーとなってきています。
きちんと、ドクターストップがかかっていることを伝えれば、お酒を避けることができます。
その代わり、ほんとに一杯も飲まない方がいいです。一杯飲むとなんだ飲めるじゃないか!となって飲ませられたり、そこで断ると今度こそ場の雰囲気が悪くなります。
最初から最後までお酒が飲めないキャラでいろということです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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