今回の記事はアズノール軟膏の効能と使い方についてです。
アズノール軟膏は皮膚の湿疹や火傷などによく使われる軟膏なので、一度は使ったことある人もいるのではないでしょうか?ステロイド成分が含まれていないので長期間の使用が可能とも言われています。
今回はこのアズノール軟膏の情報についてシェアしたいと思います。
目次
アズノール軟膏って何?
アズノール軟膏とは
アズノール軟膏は植物に由来する非ステロイド性の軟膏です。アズノール軟膏は患部を保護し炎症をやわらげる効果、抗アレルギー効果があります。これらの作用により、皮膚の再生を助け傷の治りをよくします。
ただし、アズノール軟膏の効果はステロイドに比べるとだいぶ劣るので、比較的軽い症状に適しています。皮膚の保護薬や軽い湿疹、びらん、火傷、日焼け、かぶれなどによく用います。
アズノール軟膏の使い方
患部を清潔にしたのち、1日数回適量を直接患部に塗布します。
アズノール軟膏は全身どこへでも使用が可能ですが、目には使用しないでください。誤って目に入った場合はすぐに水でよく洗い流しましょう。
アズノール軟膏の副作用
アズノール軟膏は非ステロイド系の軟膏の中でも副作用がかなり少ない軟膏です。基本的には長期間使用しても問題ないとされています。
ただまれにほてりやかぶれ、痒みを感じる人もいるので、その場合は使用を中止しましょう。
アトピーにアズノール軟膏は効くのか
アズノール軟膏は軽度のアトピーや乾燥肌にはよく効きます。傷を治す効果だけでなく、非ステロイド系の軟膏にしては珍しく抗アレルギー作用もあるのがアトピー患者にとっては嬉しいです。
ただじゅくじゅくしているような重症の湿疹を治すほどの効果はありません。その場合はまずイソジンなどで傷の消毒とステロイド塗布で傷を治してから、アズノール軟膏に移行すると良いでしょう。
個人的な見解
アズノール軟膏はステロイドを使う前にぜひ試してほしい軟膏
アトピーを発症して皮膚科に行くとすぐにステロイドを出されますが、本当はまずはアズノール軟膏などの非ステロイド系の軟膏から試すべきだと思います。
特に乳児湿疹だったり、成人アトピーを最初に発症した場合は軽症なのであえて副作用の多いステロイドを使う必要はないと私は考えています。ステロイドのせいで難治性のアトピーに発展しまうこともあるのです。
特にアズノール軟膏には抗アレルギー作用もあるので、軽症のアトピーや発症して間もないアトピーには良く効きます。
アトピー再発の予防としても使える
現在私のアトピー症状は落ち着いているのでアズノール軟膏を常用していません。ただ、まれに皮膚に違和感を感じた時や湿疹が出てきた時は、すぐにアズノール軟膏を使うようにして、アトピーの再発の予防を行っています。
まとめ
アズノール軟膏は傷を治す効果、抗アレルギー効果があるので、軽度のアトピーや乾燥肌を治すのに高い効果を発揮します。
また副作用が起きることが非常に稀なので、長期間の使用も可能なので、アトピーのような慢性疾患にも向いています。
発症して間もないアトピーのひと、軽症のアトピーのひと、アトピーが治って再発を予防したいひとに特におすすめの軟膏です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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