今回のテーマは断食についてです。
断食には様々な健康効果があることが知られています。特にアトピー治療に断食を取り入れて高い効果を上げていたのが、甲田光雄先生です。断食についてはこの本に詳しく書かれています。
週末断食をしてみた経緯
丸一日以上断食するのは約3年前に脱ステをしたときなので、それ以来ということになります。当時は脱ステ中のリバウンド中ということもあり、断食をしてもアトピーに対する劇的な効果を実感することはなかったです。どうやら脱ステのリバウンドに伴う痒みは断食程度では抑えられなかったようです。
さて、現在私のアトピー症状はコントロール良好なのですが、過労からアトピーが少し悪化していた時期がありました。起きている間はそこまで掻かないのですが、夜寝ている間に掻きこわしてしまうのです。
そしてふと断食でも試してみるかと思い、久しぶりに断食を試してみたところ痒みが大幅に減少したのです。ちなみに私はもともと半日断食を実践しているので、普段から1日2食が基本になっています。
週末断食の方法
週末断食のやり方について説明します。もちろん断食にもいろいろな方法があるのですが、私は一番シンプルな水だけの断食を行いました。
- まず金曜日の夜はいつもより軽めの食事にします。華金だからと言ってどか食いやお酒を飲んだりしてはいけません。胃腸を明日から休ませるのでその準備に入ります。
- 土曜日は食事を一切とりません。水だけで一日過ごします。水道水よりミネラルウォーターがいいでしょう。飲む水の量は2L以上が目安となります。また目の前に食べ物があると辛くなるので、食べ物は遠ざけて、趣味など何か違うことに集中するようにすると良いです。
- 日曜日は復食をします。私は朝と昼におかゆを食べ、夜は軽めの夕食を食べるようにします。
週末断食の注意点
断食で重要なのは、実は断食そのものよりも復食です。せっかく一日断食を頑張ったのに復食でどか食いをしてしまうと元も子もないです。実際日曜日をおかゆだけで過ごすのもありです。
また週末断食は毎週行ってもよいのですが、たまに栄養不足になってしまう人もいるようなので、その場合は頻度を減らしてください。
断食の効果
断食をした日から痒みが減ります。なので土曜日の夜にはかなり痒みがなくなることを実感できます。
実際、痒くないので夜中の搔き壊しがなくなり、土日の二日間でかなりアトピーの症状が良くなりました。思った以上の効果で私自身驚きました。
痒みが減る以外にも、若返り遺伝子のサーチュイン遺伝子が活性化するという効果もあります。お腹が減っている状態を存分に楽しみます。
断食のデメリット
当然食べないのでエネルギーが落ちますし、なんとなくだるさを感じます。だるいのに頭は冴えているといった感覚になります。
また周りに食事をしている人がいると断食を行うのはなかなか辛いです。家族がいる人は食事の時間には自分の部屋に行くなど、食べ物から遠ざかったほうが良いでしょう。
まとめ
アトピーの症状をコントロールする上で断食は非常に有効です。週末断食は手軽な割に、効果が高いので、ぜひ試していただきた方法です。
上で紹介した本以外では、こちらの本も断食についてわかりやすくまとめてあります。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
このブログを「いいな」と感じていただけましたら、下のランキングバナーをポチッと押していただけますと嬉しいです。

