界面活性剤を避けてアトピーを改善する方法について

以前の記事で界面活性剤の使用が皮膚のバリア機能を破壊している可能性があるので、界面活性剤を避けた方がいいと書きました。界面活性剤について、詳しく知りたい人は界面活性剤はアトピーの原因なのか?を見てください。

実際、界面活性剤を避けて、入念なスキンケアを行うことで皮膚のバリア機能が補完されてアトピーが劇的に良くなるひとが多いのも事実です。

そこで今回の記事では具体的に界面活性剤を避ける方法について書こうと思います。

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序論

さて今回の記事では界面活性剤を避けてアトピーを良くする方法について書きます。とはいえ現代の生活を送る上で界面活性剤を完全に排除することは難しいです。

なのでまずは毒性の高い合成界面活性剤は徹底的に排除するようにしましょう。そして界面活性剤の使用量を可能な限り減らすのがよいです。

本当はこの記事に書いてあることを全て実践してほしいのですが、自分の生活に取り入れられる範囲で上手に取り入れれば良いと考えています。

それでは具体的にすべきことをまとめていきます。

合成界面活性剤は捨てる

界面活性剤の中でも特に合成界面活性剤は毒性が強く、皮膚の細胞を壊すので皮膚のバリア機能を破壊します。なので合成界面活性剤が使われている商品はすべて捨ててしまいましょう。人間何事も取捨選択が大切です。アトピーに合成界面活性剤は不要なのです。

市販の洗剤、シャンプー、ボディソープ、化粧品、歯磨き粉、洗濯洗剤、皿洗い用洗剤などはほぼ確実に合成界面活性剤が使われているので、すべてゴミ箱に捨ててしまいましょう。

 

入浴

ボディソープ、シャンプー、リンスの使用を中止します。タモリ式入浴法という、38~40度のお湯につかり、お湯の中で撫でて洗うだけという入浴方法を実践することで、自然に界面活性剤の使用をやめることができます。タモリ式入浴はその名の通りタモリさんが実践していることからそう呼ばれています。歌手で俳優の福山雅治さんも実践しているそうです。

タモリ式入浴法では、①毎日10分間38~40度の湯につかる、②石鹸類は一切使わない、③撫でるようにして身体を洗う、だけです。これだけで身体の汚れのほとんどを落とすことができます。

このタモリ式入浴はアトピーが軽症の人には非常に有効です。

ただし、一方で中等症以上の人は黄色ブドウ球菌やカビの繁殖がアトピーの原因になっているので、そのような人は患部を石鹸でしっかり殺菌した方がよいです。アトピーの症状が出ている部分やアトピーが出やすい部分は、石鹸で洗うようにすると良いでしょう。その際合成界面活性剤入りのボディソープは避けて、石鹸を使うとよいです。ミヨシ石鹸の商品などおすすめです。私は石鹸、シャンプー、ボディソープなど一通りミヨシの製品を使っています。

歯磨き

実は歯磨き粉にも界面活性剤が使用されています。歯磨き後に味の感じ方がおかしくなるのも界面活性剤の影響で舌表面にある細胞が変性するからだと言われています、また味覚障害も界面活性剤の影響が大きいと言われています。

実は歯磨きの効果は歯磨き粉を使っても使わなくてもあまり変わらないとも言われています。歯ブラシだけで十分虫歯や口臭は防げます。

ただどうしても気になる人は、石鹸の歯磨き粉を使うのも手です。

洗濯

洗濯に合成界面活性剤を使うと、なんどすすいでも衣類に合成界面活性剤が残ってしまいます。洗濯に関しても合成洗剤の使用は控えましょう。また柔軟剤にも合成界面活性剤が含まれているので使わないようにしましょう。

洗濯洗剤には、重曹を使ったり、石鹸の洗剤などを使うなどしましょう。私は以下の商品を使っています。

食器洗い

食器洗いをするときもなるべく洗剤を使わないようにします。つけおきする、油を拭き取る、お湯で洗うなとの工夫で合成洗剤を使わなくても綺麗に洗うことができます。どうしても落ちない汚れには食器洗い用の石鹸を使うとよいです。ここでもミヨシの商品がオススメです。 

また水洗いだけでも手が荒れることがあるので食器洗いをするときは、ゴム手袋をすると良いでしょう。なお稀にゴムで被れる人もいるのでその時は軍手など違う素材の手袋をしてその上にゴム手袋を使うようにしましょう。

食器洗いの手順

  1. まずは油汚れのついた食器とそれ以外の食器を分けます。
  2. 油汚れのないものはそのまま水やお湯でつけ置き洗いします。油汚れのついた食器は、キッチンペーパーなどであらかじめ汚れを拭き取ってからお湯でつけ置き洗いします。
  3. それでも取れない頑固な油汚れにはゴム手袋をして石鹸水で洗います。

化粧水

アトピーによいという謳い文句で販売されている化粧水の中にも実は合成界面活性剤が使用されているものもあります。注意が必要です。

化粧水を使うときは合成界面活性剤が含まれていないものを選ぶようにしましょう。

サラヴィオ美容液は界面活性剤不使用ですし、アトピー肌にも染みないのでおすすめの化粧水です。

 

化粧

女性は化粧をしたいかもしれませんが、重症の時は控えるようにしましょう。

またアトピーが治ってきても、合成界面活性剤不使用の化粧品のみを選んで使うようにしてください。

 

まとめ

アトピーを良くするためにも合成界面活性剤は徹底的に避けるようにしましょう。

そして、油汚れには石鹸でも十分対応することができます。

以上の方法で合成界面活性剤を避けることで皮膚の状態が良くなります。ぜひ実践してみて下さい。

界面活性剤の害についてはこちらの本が詳しいです。


最後まで読んでいただきありがとうございます。

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