夜寝るときに掻かない方法

朝起きたとき、掻き傷でヒリヒリしたり、血が出ているという経験したことありませんか?

夜掻かなければ、アトピーは良くなるはずなのに、と悔しくなる人も多いはずです。

そこで今回の記事では私が夜掻かないために行っていた方法について紹介します。

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夜掻かなければアトピーは完治するか

確かに夜に掻かないことで皮膚の状態はかなり良くなりますが、それだけでアトピーが完治することはありません。掻かなくても皮膚でのアレルギー反応による炎症が起きているからです。だからこそ、原因療法を徹底してアレルギーを起こさないことが重要です。

とはいえ、夜に掻かないことで、皮膚状態はかなり良くなるし、皮膚が良くなることでバリア機能が回復しアレルギー反応も起こりづらくなるのも事実です。

掻かないための方法

私が行っていた掻かないための方法について紹介します。なおオススメ度を星マークで表しています。

寝る前に病原性細菌を減らす(★★★★)

方法

入浴や消毒などの方法で、皮膚にいる病原性細菌を減らすことで、皮膚で起きるアレルギー反応が減り、夜の痒みが減ります。

詳しい方法は黄色ブドウ球菌対策でアトピーを改善を参照してみてください。

軽症の人は、夜の入浴でしっかりと汚れを落とすだけで十分です。

問題点

特に大きな問題はありませんが、イソジンや超酸性水などの強い消毒液は副作用があるため、長期間の使用は控えましょう。

保湿剤をぬる(★★★☆☆

方法

夜の入浴後にしっかりと保湿をしましょう。保湿により乾燥を防ぐことで、痒みが減ります。使う保湿剤は自分にあった保湿剤で大丈夫です。

問題点

保湿剤は自分の肌に合わないと逆に痒みを誘発します。また、保湿剤により柔らかくなった皮膚を掻くことで傷が大きくなってしまうというデメリットもあります。

抗ヒスタミン剤・抗アレルギー剤を飲む(★★★★☆

方法

抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤を飲むことで痒みを減らすことができます。どの錠剤でもよいですが、自分に合ったものを見つけましょう。大きな副作用は少ないと言われていますので、手軽に行えます。

問題点

副作用に眠気がありますが、寝る前に飲むことで逆に眠気を利用するのも手です。

ステロイドやプロトピックを塗る(★★☆☆☆

方法

これは表題のままです。必要量をしっかりと塗ることで、皮膚での炎症やアレルギーが抑制され痒みがなくなります。ステロイドの塗る分量などは、ステロイドの正しい使いかたについてを参照してみてください。

問題点

効果は高いのですが、副作用があり長期間行うべきではありません。またステロイドや往路トピックを塗りたくない人やすでに脱ステをしている人は行うことでできません。

実際私も脱ステには一切ステロイドを使っていませんので、この方法は封印しています。

腕を縛って体に固定する(★★★★☆)

方法

気をつけの姿勢の状態でベルトなどで体に腕を固定してしまう方法です。自分一人では難しいので、家族に協力してもらうとよいでしょう。

腕が体に固定されているので、手で体を掻くことができなくなり、かなり効果がありました。ベルトを複数使うことで縄抜けを防止できます。

問題点

寝ている間、無意識に縄抜けの方法を身につけ、朝起きたらベルトが外れているということもありますので、複数のベルトを使うとよいでしょう。

また腕が固定されているので寝心地は悪くなります。

ダンボールの筒を腕に通す(★★★★☆)

方法

ダンボールの筒を腕に通すことで、肘の曲げ伸ばしをできなくし、掻かないようにする方法です。筒を服に固定してしまえば一人でもできるのでおすすめです。

問題点

腕に負担がかかり筋肉痛のような状態になります。

ダンボールをうまく外したりしていることがあります。また無理やり腕を曲げ伸ばししてダンボールが壊れることもありました。すごい力ですよね笑

ボクシンググローブをつける(★★★☆☆)

方法

ボクシンググローブをつけます。手袋をつけるひとがいると思いますがそれの発展系です。ボクシンググローブなので掻こうとしても掻くことができませんので傷になりません。

問題点

グローブはすぐに外れてしまいますので、結構知らぬ間に掻いてしまいます。夜気づいたらつけ直す必要があります。

色違いですが、この商品を使っています。

ヘルメットをかぶる(★★★★☆)

方法

顔の痒みが強い人に向いています。ヘルメットをかぶることで、単純に顔を掻くことできなくなります。ヘルメットは意外と高いので、アマゾンで安いやつを選んで買いました。

問題点

首がコリます。寝違えたのは今の所一回なので、そこまで多くはない気がします。

ヘルメットが汗などで汚れるので定期的に洗ったり、消毒をしたりしましょう。私はアルコールティッシュで掃除しています。

まとめ

以上、私が実際に行っていた夜に掻かないための方法についてまとめてみました。ここに書いていない方法も含めて、自分に合う方法をいくつか組み合わせるとよいでしょう。

またもし他にオススメの方法があれば、コメント欄に書いていただけると幸いです。


最後まで読んでいただきありがとうございます。

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