さて、今回の記事ではアトピーで痒い時に掻く量を減らしてやり過ごす方法についてシェアしたいと思います。
あくまで夜寝ているときじゃなくて、起きていて意識があるときに話を絞って書こうと思います。
夜寝るときに掻かない方法についてはこちらにまとめてあります。
目次
アトピーは掻いてもいいのかダメなのか
できれば掻くべきでない
極論、アトピーが治るときは掻いていても治る。逆にどれだけ掻くことを我慢してもアトピーは治らない。ネットでは掻くことをひたすら我慢してアトピーが治るか実験している人もいましたが、やはりアトピーは治っていませんでした。
だからといって掻いていいとは私は思わないです。掻くことで皮膚のバリア機能が破壊されるし、余計痒くなるからです。それに掻くことを繰り返すと色素沈着してしまいます。色素沈着すると治るのには時間がかかるし、そういう意味でも掻かなくても済むならなるだけ掻かないほうが絶対いい。
掻いて毒素を出すは化学的根拠がない
一方でネットなどを検索していると、「痒いときは積極的に掻いてもいい、掻くことで毒素が出る」という主張を目にしますが、これは誤りだと思っています。だいたいアトピーの人の体に毒素が溜まっているというのも嘘くさい話です。
アトピーが重度の人は食事だったり生活習慣について一般人の100倍は気を使ってる。それなのに身体に毒素が溜まっているというのはいまいち納得できないのです。
個人的には掻いてもいいのは脱ステのリバウンドのときくらいなのではないかと思っています。というのもリバウンドの痒みは到底耐えることができないからです。それ以外のときはなるべく掻かないほうが絶対にいいです。
それでも痒くてしょうがないときは掻いても良い
さてアトピーが痒くてしょうがないときに、痒みを緩和させる方法は以前の記事でまとめました。
これらの方法で痒みを紛らわせることができればそもそも掻かなくて済むので一度試してみてください。とはいえ外出先とかで急な痒みに襲われるようなこともあります。そういったときは傷にならないようにうまく掻いてあげると良いです。
そこでここでは痒いときに掻いても傷にならない方法を伝授します。
掻いていることを意識する
アトピーの人は一度搔き始めるといつまでも搔き続けてしまうことがあるかと思います。
掻いていることを意識してみるとすでに痒みがなくなっていることも結構あります。そのときに掻くことをやめれば、掻く量が少なく済むので、傷になることも減るのです。
爪を常に短くしておく
これはアトピーの人の中では最早常識となっていると思いますから、あまり詳しくは書きませんが、とにかく爪はなるべく短くしておくと良いでしょう。爪の白い部分が1mm以下になるように心がけています。やすりを使って角をとるのも手です。
この画像が参考になります。
一本の指で掻く
だいたいの人が掻くときに3~4本の指で掻いていると思いますが、掻くときに一本の指だけで掻くことで単純計算掻く量が1/4になります。
加えて一本指で掻くことで、掻いていることを意識できるというメリットもあります。
指の腹で掻く
掻く時に爪を立てるのをやめて、指の腹で掻くようにします。これだと搔き壊しが減るというメリットがあるのですが、いかんせん掻いた気にならないので、痒みが残ったままということもあります。
まとめ
アトピーが痒くてしょうがないときに上手く掻く方法についてまとめました。
と組み合わせることで、掻く量も質も減り、傷ができづらくなります。
ぜひ実践してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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