アトピーの異様な痒みはなかなか我慢できないと思います。しかし掻き毟ることでさらにアトピーが悪化しているのも事実です。
もちろんステロイドやプロトピックを使うことで痒みを抑えることはできますが、今この瞬間に痒い時に薬を使わずに痒みを抑える方法についてご紹介したいと思います。
そもそもなんで痒いのか
http://sappho.jp/wp/kougi/kougi_527.htmlより引用
アトピーの人の皮膚が痒いのは
- 皮膚でアレルギーによる炎症が起きているから
- 皮膚のバリア機能が低下しており、ささいな刺激にも過敏になっているから
- 掻くことでヒスタミンが分泌されさらに痒くなり、皮膚のバリア機能がさらに低下するから
3.のように掻くことでさらに痒みの悪循環に陥っているのです。確かに掻かないことで皮膚炎の大きな悪化は防げるのです。
じゃあ掻かなければアトピーは治るのかというと、そんなことはありません。1.と2.のアトピーの根本的な原因が解決されていないからです。だからこそ、皮膚免疫にアプローチし皮膚上のアレルゲンを減らし皮膚バリアを回復するのと、腸内免疫にアプローチしアレルギーの起きづらい体質にする必要があるのです。詳しくは、アトピーの本当の原因は皮膚免疫と腸内免疫にありを参照してください。
痒み対処法
それでは実際に痒い時に私が行う対処法について紹介します。
手を当てる
痒い部分を手で優しく包みます。これだけで不思議と痒みが治まります。実は痛い時には自然とみんなやっています。お腹が痛い時とか歯が痛い時に手で押さえますよね。それを痒みにも応用してみたところ効果があったのです。
深呼吸する
深呼吸には大変なリラックス効果があり、健康効果が高いと言われています。痒いと思った時に深呼吸をしてみるとよいでしょう。不思議なことに痒みがおさまります。交感神経優位の状態で感じる痒みが副交感神経が優位になることで消えるのが理由だそうです。
冷やす
冷たさを感じる神経は痒みよりも優先されるそうです。突発的で耐えられない痒み対しては冷やすことが最も高い効果を発揮します。
私は家にいる時は保冷剤を用いて冷やし、外出先ではハンカチを濡らして冷やすようにしています。
優しく掻く
掻き毟って傷にならない程度に優しく掻くのも一つの手です。爪を立てて掻かないようにしましょう。掻く時に意識するようになることで、無意識の掻き癖を減らすことができるという効果もあります。
ツボを押す
私は痒みを感じた時に合谷というツボを刺激します。手にあるのでいつでも気軽に押すことができます。
ツボに関して、あまり詳しくないのですが、調べてみると痒みに効果のあるツボはまだまだたくさんありますし、そのほかさまざまな健康効果があり面白いですよ。痒み以外にもアトピー自体に効くツボなどもあります。
興味ある人は家庭でできるツボ健康療法講座など参照してみてください。
まとめ
今回は痒みに対して効果のある方法をまとめてみました。原因療法、対症療法と組み合わせることで、アトピーの治りを加速させることができるでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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