今回の記事では、サプリメントを上手に活用する意義と、使用してみて実際に効果のあったサプリメントについて紹介します。
サプリメントはあくまで対症療法ですが、摂ることでアトピーの改善を助けたり、治るスピードをはやめることができます。
インターネットで検索をすると、さまざまなサイトが色々なサプリメントを勧めていますが、その中で特に効果を感じたものについてピックアップしたいともいます。
サプリメントの意義
なぜサプリメントが必要か?
アトピーの人にサプリメントが勧められるのはなぜでしょうか。それは、アトピーやアレルギー症状により特定の栄養素が多く消費され、その栄養素が不足することが、さらにアトピーを悪化させる原因になっているからです。
例をあげましょう。アトピーの皮膚は常に傷ついているために、傷を修復するために、普通の人よりも多くの亜鉛が消費されます。結果、身体は亜鉛不足になるのですが、食事からは十分な量の亜鉛が摂取されません。そして亜鉛不足のため、皮膚の修復が遅れたり不完全になります。その結果皮膚は弱くなり、ますます炎症を起こしやすくなるのです。
アトピーの人の中には、自然食派の人やマクロビ派の人も多く、サプリメントなんてとんでもないと考えている人も少なくないでしょう。しかし実はそういう人こそ、特定の栄養素が不足していることが多く、サプリメントが高い効果を発揮することも多いのです。
サプリメントの注意点
サプリメントはあくまでアトピーを治すための対症療法です。アトピーを治療する上での主役は原因療法なのです。原因療法の補佐として使うという意識を持ちましょう。
さてサプリメントはその効果が出るまでには1〜3ヶ月ほどの時間が必要な場合もありますので、あるサプリメントを試すときはすぐにその効果を判断せずに、気長に使うようにしましょう。
またサプリメントは、副作用があるものが多いです。異変を感じたらすぐに摂取するのをやめましょう。また過剰摂取を勧めるサイトや文献もありますが、使用量の上限は守るようにしましょう。
効果の高いサプリメント
ビタミンC
ビタミンCは肌を再生する効果があり、また自前のステロイドホルモンの分泌をを促します。さらに抗酸化作用が強く、体内の活性酸素を減らし、痒みや炎症にも効果があり、まさにアトピーにいいことづくめの栄養素です。
ビタミンCは多少多めに摂取しても、すぐに尿から排出されるために副作用が少ないと言われています。日本ではビタミンCの摂取上限は設定されていませんが、アメリカでは2000mgを1日の上限としていますので、2000mgを目安に摂取するとよいでしょう。
私はビタミンCを飲むようにしてから、皮膚の痒みや炎症が減った気がします。症状が良くなった現在はビタミンCのサプリメントは飲んでいません。
ビタミンCについてくわしくは、アトピーに良く効く栄養素 ビタミンCを参照してみてください。
亜鉛
亜鉛は肌の再生に欠かせない栄養素です。アトピー患者だけでなく日本人のほとんどが慢性的に亜鉛不足と言われています。亜鉛を飲むことで肌のコラーゲンが増え、また皮膚の感染症に対する免疫が高まります。
亜鉛の長期間摂取は神経障害や腎臓の障害などを引き起こすことがあります。1日あたりの上限量の30mgを守るようにしましょう。
私が実際に亜鉛を飲んだところ、皮膚の再生がはやまり、乾燥肌が治る印象を受けました。症状が良くなった現在も亜鉛は常に不足気味のはずなので、定期的に亜鉛のサプリメントは飲むようにしています。
亜鉛についてくわしくは、アトピーに良く効く栄養素 亜鉛を参照してみてください。
ビオチン
ビオチンは皮膚炎を抑える効果、皮膚を再生する効果、抗ヒスタミン効果があります。ビオチンを大量投与するビオチン療法というものを行い、高い効果をあげている病院があるくらいです。
ビオチンは、5000μg~15000μgが適量とされていますが、副作用がないため多めに摂取しても問題ありません。ビオチン療法がしたい場合は医師に相談するとよいでしょう。
私がビオチンをを飲んだところ、皮膚の赤みと炎症が治る印象を受けました。症状が良くなった現在もビオチンは飲み続けています。
ビオチンについてくわしくは、アトピーに良く効く栄養素 ビオチンを参照してみてください。
まとめ
サプリメントはあくまで対症療法ですが、自分に合ったものを摂ることで一気にアトピーの改善が加速します。そしてアトピー症状がよくなってからも適量摂取することでよい状態の維持に貢献します。
今回紹介したサプリは特に効果の高いサプリメントです。ぜひ試してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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