前回の記事(アトピーに汗はいいの?だめなの?)でアトピーの人は症状が良くなれば積極的に汗をかくべきという話をしましたが、具台的な方法について知りたいとの声を頂きました。
そこで今回の記事では私が実際に行った汗をかく方法を紹介したいと思います。
今回は私の独断と偏見でオススメ度を1〜5段階の星マークで表してみます。
(注)汗をかくのはアトピーの症状が落ち着いてからにしましょう。また皮膚の炎症が強くなると感じたら、すぐにやめるようにしましょう。
目次
岩盤浴(★★★☆☆)
私は一時期近くにある岩盤浴の会員になり、だいたい週に3回くらい通っていました。衛生面の観点からなるべく綺麗で人の少ないような岩盤浴に行くのがオススメです。
メリット
岩盤浴のメリットとしては、一回でかなりの量の汗をかくことができるのと、本を読んだり音楽を聴いたりとリラックスしながら汗をかけることです。また岩盤浴後にすぐにシャワーで汗を流せることも嬉しいメリットです。
デメリット
一方でデメリットとして衛生面の問題があげられます。岩盤浴は多くの人が利用する都合上、衛生面の管理が徹底していないことがあり、雑菌が繁殖していることがあります。よって皮膚の感染症にかかってしまう可能性も否定できません。皮膚に傷やじゅくじゅくがあるような人は避けたほうがよいでしょう。
また岩盤浴は長く入る必要があるので、途中でめちゃくちゃ皮膚が痒くなることがありました。本当は長く入って汗をかきたいのですが、掻きむしってしまっては本末転倒なので、その場合は早めに切り上げてシャワーを浴びるようにしてました。
サウナ(★★★★☆)
最近ではサウナはスパやジムや銭湯などにもあるので、チャンスがあれば入るようにしてます。利用する頻度は少ないですが、サウナに行った翌日は肌質があがる気がします。
メリット
サウナのメリットとしては、短時間で大量の汗をかくことができることです。サウナに入るとヒートショックプロテインという、傷んだ細胞を修復する働きを持つタンパク質が活性化し、アトピーの傷の再生も高まります。
サウナに入るときは水風呂と合わせて入ると良いです。詳しくは書きませんが、サウナと水風呂の健康効果はさまざまなものがあり、免疫力アップ、自律神経改善、疲労回復、デトックス効果、アレルギー改善などの効果があります。
デメリット
サウナは非常に高温であり、体力がない人には向かないです。
皮膚に炎症があると炎症が強くなる場合があります。
有酸素運動(★★★★☆)
私は汗をとてもかきづらく、かなりの強度で運動をしないと汗がでません。なので汗をかく目的で有酸素運動をするときは、自転車にせよランニングにせよ、息が切れるくらいまで走りこむようにしていました。時間はおよそ30分から60分程度です。
メリット
有酸素運動をすることで血流が良くなる、心肺機能が高まり体力がつく、ストレス解消になるなどのメリットがあります。
定期的に有酸素運動をすると、有酸素運動をしない人とくらべ、全身の毛細血管の量が30倍になるそうです。毛細血管は皮膚に必要な酸素や栄養を運び、老廃物も運んでくれるので、皮膚の再生が加速します。
デメリット
汗をかくような有酸素運動を続けることは結構大変なため、強い意志が必要です。私の場合は長続きしなかったです。笑
また、発汗量が私の場合それほど多くはなかったです。
スポーツをする(★★★☆☆)
自分の好きなスポーツでいいと思います。私はテニス卓球バトミントンなどのラケット競技が好きなので好んでやっていました。
メリット
スポーツのメリットは有酸素運動と同じで、血流が良くなる、心肺機能が高まり体力がつく、ストレス解消になることです。加えて楽しみつつ汗をかくことができるという点も良かったです。
デメリット
スポーツの大きなデメリットとして、競技の途中で皮膚がめちゃくちゃ痒くなることです。競技時間が比較的長く、汗をかいた状態が長く放置されてしまうからだと思います。
対策としてタオルで汗を拭くようにしました。皮膚の状態が良くなると痒みも減っていたような気がしますが、痒みで掻きむしってしまうような人にはおすすめできません。
半身浴(★★★★★)
半身浴は家で手軽にできます。塩素対策のために、ビタミンC粉末を少し入れたり、家族が入ったあとに入るようにしてました。
メリット
30分ほどあれば汗を十分かくことができます。また汗はすぐに洗い流すことができるので痒みも出づらくオススメです。半身浴はリラックス効果も高いです。低コストで簡単にはじめられるのもよいです。
デメリット
お風呂に長時間入ることで皮膚が乾燥してしまうというデメリットもありますので、乾燥する人は入浴時間を短くするなど調整しましょう。また入浴後乾燥する人はすぐに保湿をしましょう。
まとめ
汗をかく方法は色々あり、この記事に載っていないものもたくさんあります。自分に合った方法をみつけましょう。
冒頭にも書きましたが、汗をかくのはアトピーが軽症になってから様子をみながら徐々に行うようにしてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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