焼肉とアトピー 焼肉でアトピーは悪化するのか

昨日久しぶりに焼肉を食べに行きました。

結構がっつりと肉を食べたし、お酒も飲みました。

肉もお酒も基本的にはアトピーに悪いのだから、アトピー悪化するかなぁと思ってたんだけど、むしろアトピーの調子いいです。

そこで今回は焼肉とアトピーの関係について調べたのでシェアしたいと思います。

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焼肉がアトピーに悪いわけ

焼肉がアトピーに悪いのは肉とお酒の影響からと思われます。以下に詳しくまとめてみます。

肉にはアラキドン酸という炎症物質が多い

焼肉というか獣肉にはアラキドン酸という炎症物質が多量に含まれています。

このアラキドン酸を多量に摂ると炎症が促進されるので、アトピーも悪化するというわけ。

アラキドン酸はどんな食べ物にも含まれているから、完全になくすことはできないけど、獣肉には多量に含まれているので、肉を食べると血中のアラキドン酸の濃度が上がることが知られています。

焼肉行って肉を食べると体内のアラキドン酸が増えるから、炎症が促進されてアトピー悪くなる可能性があるということ。

もちろんしばらく肉を食べなければ、アラキドン酸の数値はすぐに下がります。

脂が炎症を促進する

焼肉を食べると、同時に大量の脂や油を摂ります。脂の摂りすぎは、アトピーを悪化させます。というのもこの脂も炎症を促進するからです。

以前の記事で、摂取する油を気をつけるように書いているけど、肉を大量に食べると、一気に体内の油のバランスがオメガ6というアトピーを悪化させる方に傾いてしまうのです。詳しくはこの記事みてね。

油でアトピーを治す

ちなみに脂がアトピーに悪いのは、脂が体内で代謝される過程で、上に書いたアラキドン酸になるからです。肉はそれ自体がアラキドン酸を含むけど、脂も代謝の過程でアラキドン酸になるということです。

まあそれ以外にも、脂は血液をドロドロにするとか色々な弊害があるから、焼肉に行っても脂身は食べないのが無難と言える。

肉とお酒が腸内環境を悪化させる

焼肉で食べる、肉とお酒は腸内環境を悪化させます。特にお酒の場合それ自体にアレルギーがあったり、血行が良くなっって痒みを増強する可能性もあるので注意が必要。

アトピーのひとはお酒とどう付き合うべきか

さて、焼肉で腸内環境が悪化するのは、肉とかお酒が腸内の悪玉菌の餌になってしまうし、消化に負担を与えるため腸内を荒らすからです。肉を少し食べるとか少しだけお酒を飲むとかなら問題ないんだけど、いかんせん焼肉行くと食べ過ぎ、飲み過ぎてしまうから、腸内環境の悪化が問題になります。

腸内環境の悪化はアレルギー体質を強めるので、アトピーの痒みや症状が強くなる可能性があるのです。

アトピーと腸内環境の関係性についてはこちらも参考にしてください。

腸内免疫を正せばアトピーは治る

 

焼肉食べたのにアトピーの調子がいいのはなぜか

焼肉はこれだけアトピーを悪化させる要因があるのに、私が焼肉を食べたらむしろアトピーの調子が良くなったのはなぜでしょうか?

それは実は焼肉で様々な栄養素が補われたからだと考えられます。

肉には人間に必要な栄養素が多量に含まれています。まず良質なタンパク質は皮膚の再生に必要な栄養素です。アトピーの人は常に皮膚の再生に追われているため良質なタンパク質を摂取すべきという主張をする医師がいるほどです。

焼肉で良質なタンパク質が補われたことで皮膚の再生が促されるのです。

また肉は亜鉛などの皮膚の再生に必要なミネラルも多量に含んでいます。

日本人は慢性的に亜鉛不足になっておりそれ故に皮膚疾患が多いとの意見もあります。肉によって亜鉛などのミネラルが補われた結果アトピーの調子が良くなるのではないでしょうか。

キムチ

焼肉を食べる時、私は必ずキムチ盛りを頼みます。さてキムチは乳酸菌の宝庫なのです。

乳酸菌は腸内環境を良くします。

キムチを食べて乳酸菌を摂ることで、肉やお酒による腸内環境の悪化を緩和している可能性が示唆されます。

野菜焼き

焼肉では、野菜も焼いて食べます。

ホイルに包んで焼いたり、直に焼いたりと色々な方法で食べますが、実はかなり色々な種類の野菜を焼いて食べています。

昨日食べた焼肉屋では、にんじん、玉ねぎ、ピーマン、カボチャ、ニンニク、キノコ類、ししとうを焼いて食べました。また牛タンにはネギをたっぷりとのせて食べます。

こうした野菜からアトピーにいいビタミンやミネラルが摂取できるのです。

特にニンニクは、古来から世界中で滋養強壮剤として食べられてきた食材です。ニンニクについて書けば、それだけで一つの記事が書けてしまうほどです。

このニンニクにより、免疫強化、疲労回復、体力増進され、アトピーが良くなるのではないかとも考えられます。

生野菜、ナムルなど

ちなみに焼肉を食べるときに生の野菜(サンチュなど)も一緒に食べると思いますが、これもアトピーにいいです。食物繊維を大量に取れるので、腸内環境の悪化を緩和できます。

またナムルなどのあえた野菜も栄養を余すことなく摂取できて良いです。

ただチョレギサラダなどのドレッシングのかかったサラダは、ドレッシングの油がアトピーに良くない可能性があるので控えた方が無難です。

 

結局焼肉はアトピーにいいの?悪いの?

皮膚症状が悪い時は避けるべき

私の意見としては、アトピーが悪い時は焼肉は控えた方がいいけど、ある程度アトピーが良くなればそこまで気にしないでも大丈夫ということ。たまに焼肉行くくらいなら全然問題ないと思っています。

焼肉を食べたら、ものすごい痒くなるとか明らかにアトピーが悪化するとかなら、焼肉に行かない方がいいけど、アトピーが一定レベルまで良くなれば、焼肉でアトピーが悪化することも減ると思うので、まずはアトピーを良くすることが大切。

焼肉を食べるときに気をつけること

美味しい物を食べるというのはストレス解消にもなるし、焼肉が好きなら食べに行っても大丈夫と言うのが私の意見です。

もちろん焼肉に行ったからと行って、ドカ食いしたりお酒を大量に飲むとかは避けるべきだけど、それさえ気をつければ、たまに焼肉に行くことは問題ないと思う。後は上にも書いたけど脂身も控えた方がいい。

もし焼肉食べて腸内環境が悪くなるのが怖いなら、前後の食事を軽めにして、胃腸の休む時間を与えたり、乳酸菌のサプリを摂るとかして、腸内環境のケアをすればいいと思う。

自分に合う乳酸菌ならなんでもいいけど、私のオススメはこれ。

まとめ

  • アトピーが悪い時は焼肉は避けた方がいい
  • アトピーが良くなればたまに焼肉を食べても大丈夫
  • 肉とお酒のドカ食いはしない
  • キムチや野菜などを積極的に食べるようにする
  • 脂身は食べない
  • 消化に負担がかかるから焼肉の前後の食事を軽めにする

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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